Glossary
ネオジム磁石の用語集
磁石の仕様を読むための基本用語
ネオジム磁石のグレード表や仕様書でよく使われる用語を、設計・購買の方向けにまとめました。数値は当社カタログ値を各グレードのページに掲載しています。
性能を表す用語
- BHmax(最大エネルギー積)
- 磁石が発揮できるエネルギーの最大値を表す指標で、単位はMGOeです。数値が大きいほど強力な磁石です。グレード名の数字(N48なら48)はこの値に対応します。
- Br(残留磁束密度)
- 磁化した後に磁石に残る磁束密度です。単位はkGs(またはT。1T=10kGs)で、大きいほど磁力が強くなります。
- Hcj(保磁力)
- 磁化を打ち消す方向の磁界に対する強さで、単位はkOe(またはkA/m)です。大きいほど、熱や逆磁界で減磁しにくくなります。
- 耐熱温度
- 磁石を使用できる温度の目安です。グレード名のアルファベット(無印/M/H/SH/SHT/UH/EH/TH)が耐熱区分に対応します。
資源・規制に関する用語
- 重希土類(Dy/Tb)
- ジスプロシウム(Dy)、テルビウム(Tb)などの希土類です。ネオジム磁石の耐熱性や保磁力を高めるために添加されますが、資源リスクが指摘されています。
- 重希土フリー(Dyフリー)
- Dy・Tbなどの重希土類を添加せずに、必要な耐熱性・保磁力を実現した磁石を指します。
- 粒界拡散(GBD/EGBT)
- 当社では、Tbを粒界へ選択的に導入する粒界拡散技術GBDと、結晶構造最適化技術EGBTにより、重希土類の使用量を削減しています。
- ライセンスフリー材
- 当社が、重希土類(Ho/Dy/Tb)フリーの組成などで対応可能な材料に用いている表現です。個別の輸出可否は、組成・用途等により異なりますので、お問い合わせください。